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タイの日本語教育環境と日本語教師

タイの、とある女子校では、制服を日本のセーラー服にしたところ、これまで50人しかいなかった入学希望者が、いっきに300人に増えたそうです。それほどタイでは日本文化の人気があり、親日感情が強く、日本との経済関係も深い国です。国際交流基金の調査によると、日本語は8つの第2外国語の中の一つ。日本のサブカルチャー(アニメや歌、コンピュータゲームなど)の影響や、大学を中心として発展してきた日本語教育の土台と日本語教師養成プログラムで将来、日本語教師になりたいタイ人も増え、日本語学習者は1998年から37.8%増加しています。多くの日本語教師が活躍中で、高等教育における日本語教育は安定期に入っており、初等教育にも広がりつつあります。1988年以来、世界各国に1600人以上の派遣実績に基づいたノウハウを活かしたAJACの日本語教師派遣プログラム。世界が舞台の日本語教師としての第一歩をタイから踏み出してみませんか。

 

タイの日本語教師ならではの特徴


主に語学学校等での専任の日本語教師として派遣ですので、有給です。(約20,000バーツ~。経験や派遣先によって異なります。)

滞在先は学校から無償提供(一部有償提供)される施設(寮やアパート)

日本語または英語を使って日本語を教えます(派遣先にもよる)。

物価が安いので経済的な滞在ができます。

派遣先は現地語学学校、日本語学校、大学、企業等になります。

このような方にお勧め

  • 日本語教師または教員有資格者。
  • 一般的な会話ができるくらいの英語力(英検2級以上)をお持ちの方。派遣国の言語ができれば尚可。

 

応募資格と選考方法


22~58歳(就労ビザの条件のため)

四大卒で以下のいずれかの条件にあてはまる方

»日本語教授法420時間コースの修了者

»日本語教育能力検定試験合格者

»大学にて日本語教授法専攻または副専攻(タイ語は必須ではないが、できれば尚可)

まず資料請求をご請求いただき、同封の履歴書(選考申込書)をご記入の上ご返送ください。(FAX送付でも可。または下記要項をご確認後、左側の「お申込み」欄からWEB経由でも選考のお申込みが可能です)受領しだい、電話またはメールにて今後のお手続きのご案内をさせていただきます。

 

参加期間と参加費用


原則1年間(半年~1年要相談)495,000円(参加登録費10万円を含む)

お申込みの時期

出発時期:随時  ※現地学校の募集状況とご希望参加日を調整いたします。

申込時期:ご希望参加日の3ヶ月以上前

参加費用に含まれるもの

  1. プログラム運営費
  2. 出発までのサポート費用 (渡航前の準備、学校・ステイ先の詳細・地図、交通の案内、ビザに関する案内など)
  3. 緊急時の24時間応対など、滞在中の現地日本人スタッフによるサポート
  4. 現地でのオリエンテーション・準備研修
  5. 派遣中の滞在費(学校によって費用の負担は異なります)※給与の高い学校では、滞在費の補助が出ない場合もあります。
  6. 授業用参考教材費
  7. 就労ビザ申請・取得サポート費
  8. 終了後の進路相談、ビザの相談
  9. 滞在中のMonthly Reportの配布

※派遣先の形態やその時の参加者数によっては必ずしも毎月定期的に配布できない場合があります。

参加費用に含まれないもの

  1. 渡航費及び現地交通費
  2. 海外旅行傷害保険費
  3. 現地滞在中の雑費(小遣い、ホリデー中の滞在費等)
  4. 健康診断費
  5. 準備研修中の食事

 

FAQ ~タイの日本語教師 編~


Q1.授業のすべてをいきなり任されるのですか?

派遣校によって異なります。ほとんどの学校は、同じ職場に他の日本語教師がおりますので、最初はその方についたり、他の事務的な仕事をしていただきながら、慣れていただきます。正規の日本語教師として受け入れをしますので、将来的には自分で授業のカリキュラムを組んで、自立していただくようになります。このような場合でも、クラスの担任教師や、他のスタッフがいますので、授業の進め方などについては随時相談してください。

Q2.学校や滞在先ではどの程度の語学力が必要ですか?

ほとんどの受入校では一般的な会話が困難なくできるくらいの英語力を持っている方を希望しております。日本語教師だけでなく、各国語それぞれの教師とのコミュニケーションは英語でなされる場合が多いからです。自分の意志が英語で伝えられるくらいの会話力が必要となります(目安としては英検2級、TOEIC600点程度)。派遣国の言語については、ほとんどの学校では受入基準とはしていませんが、学校によっては求められる場合もあります。その場合は日常会話程度の語学力が求められますが、現地でも習得は可能です。

Q3.現地の準備研修はどのような内容ですか?

通常、現地到着後翌日に1日8時間の準備研修をします。内容は、派遣国で暮らしていく為のオリエンテーションから、日本語教育の説明、及び実践に伴ったロールプレイング等を行います。

Q4.どのくらい日本語の授業がありますか?

学校によって様々です。学校は月曜日から土曜日の6日間営業をしていますが、教師に関しては、週休2日としている場合が多いです。一日あたり4~6時間ぐらい教える場合が多いです。

Q5.現地で参加期間の延長は可能でしょうか?

延長は可能ですが、期間に関しては、移民局によります。具体的にビザの延長をする際には、ビザ延長1回につき申請料及び代行料が必要となります。派遣校はその時の状況により変わらない場合と変わる場合があります。又、延長した分の参加費用の差額をお支払い頂きます。