幼稚園ボランティアとは？幼稚園･保育園アシスタントの役割

オーストラリア・ニュージーランド・カナダの幼稚園では、子供たちを個々の人間として個性を尊重し、自由でのびのびと教育してます。派遣先幼稚園(チャイルドケアセンターやkindergarten)では、子供達の笑顔に囲まれながら、先生のアシスタントとしてボランティア活動をします。日本人スタッフがサポートいたしますので、英語が苦手な方でもやる気があれば大丈夫です。

遊んでいる子供達がケガやケンカをしないように見守ったり、仲間に入れない子供を仲間に入れてあげたり、子供の食事の用意をしたりしながら、生きた英語やその国の文化を学ぶことができます。

幼稚園によっては、日本の文化や簡単な日本語を教えてほしいという希望をもっているところもありますので、子供たちに遊びを通じて日本文化や日本語を教えてあげてください。「幼稚園ボランティア」は熱意と積極性があれば、経歴や資格はいっさい必要ございません。

このような方におススメ

• 子供が大好きな方
• 将来保育士などを目指していらっしゃる方、海外の保育現場を学んでみたい方
• 子供が話すシンプルな英語から基本的な英語を勉強したい方
• 短いお休みを利用して、普通の語学留学や観光とは違った経験をしてみたい方

幼稚園ボランティアプログラムの特徴

1週間から(最長3ヶ月まで)参加できますので、仕事をしている方でも、短いお休みを利用して参加することができます。また、時間に余裕のある方は、長期間参加も可能です。

日本でも、小学校での英語教育が本格的に始まったことから、幼稚園によっては、英語を取り入れるところも増えてきています。そのような状況から、幼児教育にすでに携わっている方、これから携わろうとしている方々に、海外での英語を使った幼児教育体験は非常に役に立つことでしょう。

英語での幼児教育現場体験、現地の家庭でのホームステイ体験をすることにより、自然な英語にふれる機会が多くもてるのもプログラムの魅力の1つです。子供たちはとてもシンプルな英語を使って会話をします。子供たちとの交流を通じて、簡単な会話をすることによって、学ぶべきことは多くあるかと思います。英語力を向上させたい方にも、お勧めのプログラムです。

応募資格とお申込み方法

18歳以上（カナダは19歳以上）で、前向きで明るく、健康な方。子供との交流が大好きで、教えることが好きな方。必ずしも保育士の資格は必要ありませんが、自己紹介ができる程度の初級英語力をお持ちの方。

申し込み : 当ホームページ、申し込みフォームからお申込みいただくか、資料請求同封の選考申込書を郵送またはFAXしてください。おってカウンセリングのご案内をご連絡いたします。カウンセリングでは志望動機や派遣地のご希望等をお伺いさせていただきます。2,3分程度、簡単な英語での自己紹介をしていただく場合がございます。

参加期間と参加費用

＜オーストラリア(シドニー)・ニュージーランド(オークランド)＞

※ニュージーランドはオークランドの現地幼稚園、ホームステイ付きのみ

参加期間

＜カナダ(バンクーバー)＞

※現地チャイルドケアセンターでの活動となります。

お申込み･派遣時期

ご希望出発日の約1ヶ月以上前までにお申込み下さい。

派遣先幼稚園･保育園が手配できれば随時ご出発は可能です。

参加費用に含まれるもの

1.  幼稚園･保育園手配料
2. ホームステイ手配料
3. ホームステイ滞在費(1週間、1日2食付)
4. 空港ピックアップ
5. 現地オリエンテーション
6. 滞在中の日本人による24時間サポート

参加費用に含まれないもの

1.  交通費(往復航空券、表記以外の国内移動費)
2. 海外旅行医療保険料
3. 表記以外の滞在費
4. 表記以外の食事及び生活費
5. 滞在中の個人費用

オプション

帰路ホームステイ先～空港まで送り　11,000円（カナダは13,000円）

幼稚園ボランティア(幼稚園アシスタント)体験談

シドニーの2つの幼稚園で2週間活動されたMariko W.さん
私は英会話力の向上、コミュニケーションスキルの向上、そして今まで経験したことのないことを海外で体験してみよう、というような理由から、幼稚園アシスタントとして、現地の子供たちと積極的に関われる、この幼稚園ボランティアプログラムに参加しました。2週間という短い間のシドニーでのボランティアでしたが、充実感はものすごくありました。せっかく2週間滞在ができたので、いろいろな幼稚園をのぞいてみようと考え、最初の1週間は日本人の園長先生が運営している木の実幼稚園、2週間目を現地の幼稚園で幼稚園アシスタントとして活動しました。始めはどうしたらよいのかわからなく戸惑うこともありましたが、自分から積極的に先生方や子供達と接することによって、どう付き合っていけばよいかわかるようになりました。子供達の笑顔や寝顔はとても可愛いらしく、私に元気をくれました。言葉の壁を感じることもありましたが、人と人との関わりに大切なものは、やはり心から相手を思いやるという、心の触れ合いが大切だと思いました。とはいっても、言葉が通じればよりよいコミュニケーションが出来ることも感じました。これらのことを気付かせてくれたのはこの幼稚園ボランティアプログラムです。まず最初の週に参加した、日本とオーストラリアの保育のよい特徴を両方取り入れた木の実幼稚園の方針は、私にとって大変魅力的で興味深いものでした。子供たちは自由に遊び、学び、先生方もゆとりのある保育をしており、まさに理想だと感じました。居心地も良く私もこんな国で働くことが出来たらと強く思いました。子供たちのおおらかで素直な心も環境がいいからだと思います。のびのびと遊び、日本語も英語も使いこなす彼らの将来は楽しみだと思いました。幼児教育の重要性を感じ、理論から実践まで、身を持って学ぶことが出来た1週間でした。2週目に参加したのは、シドニーの現地幼稚園のPre-school。ここでは、2～4歳の子供たちが、オーストラリアのすばらしい環境の中で、のびのびと育っていました。ここは最初の木の実幼稚園とは異なって、日本人の園児がいなくて、まさに「現地」の幼稚園でした。子供たちが発する言葉も、また先生方が話している内容も時々、わからないことはありましたが、子供たちの純粋無垢な笑顔は私の心配を洗い流してくれました。先生方もこれまで多くのボランティアを受け入れてましたので、幼稚園アシスタントとしての私を優しく見守ってくれ、充実したボランティア活動を過ごすことができました。ホームステイ先の家族も、とても親切な方々でした。お勧めの観光地を教えてくださったり、私が悩んでいる時は、しっかりと私を支え励ましてくださいました。このような関係になれたのも、やはりコミュニケーションをちゃんとしていたからだと思います。その日にあったことを、必ず話し合っていましたし、一緒にテレビを見たりと多くの時間を共有しました。本当に居心地のよい家庭で、家にいると安心できました。楽しいことばかりではなく悩んだり、落ち込んだりもしましたが、そういうことは決して悪いことではないと思います。悩んだり落ち込んだりすることで、どう解決すればよいのか、などと考えて、より成長できますし、その後には充実感が残るものだと思います。私はこのプログラムを通して、英会話力の向上はもちろんですが、なんといってもコミュニケーションスキルの向上、そして人と人との温かい触れ合いをすることが出来ました。色々な面で成長できる要素が沢山あると思いますので、あとは自分次第だと思いました。本当に充実感ある幼稚園ボランティアでした。またシドニーへ行く機会をつくって、幼稚園やホストファミリーの家を訪ねたいと思っています。